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夢の世界に出会う旅へ!

毎年2月に開催される「マイアミ・インターナショナル・ボートショー」と、10月に開催される「フォートローダーデール・インターナショナル・ボートショー」。どちらもアメリカを代表するボートショーであり、どちらかのショーに出掛けたことがある方も多いことだろう。この2つの都市は50kmほどしか離れておらず、フリーウエイを走れば1時間足らず。そしてその50kmには、個性的で実に豊かなフロリダのボート文化が息づいている。ボートショーは、マイアミの魅力のごく僅かでしかない。さあ、「ボート天国 マイアミ」を遊び尽くすロードトリップに出掛けよう!

miami_2012_36 フロリダ半島の東海岸南部に位置する「マイアミ」。気候が温暖で、アメリカ国内はもとより世界中から観光客が集まる高級リゾート都市だ。そしてマイアミの北50kmに位置する「フォートローダーデール」は、別名「アメリカのヴェニス」とも呼ばれる水の都。街中に縦横に運河が通っており、その運河沿いには豪邸や別荘がどこまでも並んでいる。
 マイアミからフォートローダーデールにかけては、質量ともにまぎれもなく世界一の、フロリダのマリン文化を代表するエリア。いたる所にマリーナやボート関連ショップが立ち並び、一年中ボート三昧の生活を楽しむ人たちで溢れている。観光都市ということもあってレンタルボートやチャーターボートも数多く、またショッピングをするにも飽きさせない一流ブランド店が集まっている。

miami_2012_13 クルマでマイアミからフォートローダーデールに向かうには、フリーウエイの「95号線」、海沿いを走る「A1A」、そしてその間を行く「US1」と、大きく3つのルートがある。単に早く移動するならばもちろん95号線になるが、やはり魅力的なのは大西洋と運河に挟まれたA1Aだろう。車窓からは荒々しい大西洋を突き進むフィッシャーマンや、運河を静かに進むメガヨット、スモールボートで釣りに出掛ける親子や、沖合に浮かぶ巨大なクルーズ客船などを見ることが出来る。水辺に面した多くのレストランには人々が溢れ、目の前を行くボートを眺め、ときに声をかけたりしながら食事をしている。
 まさにボーティングパラダイス。ここにはマリンライフの愉しみが溢れている。「別荘の桟橋から出航してお気に入りのレストランへ」ということが、ごく当たり前にできてしまうのだ。マイアミの魅力は青い空や美しい海だけではなく、こういったホスピタリティの充実にあるのかもしれない。

miami_2012_15 道路を走っていると、運河や海にかかるいくつもの可動橋に出会う。ボートやヨットを通すために15~30分おきに橋が上がるのだが、どんな船がやってくるのか、この待ち時間もまた楽しい瞬間だ。日本では考えられないこのような日常が、人とボートの距離を縮めているのだろう。なんとも贅沢な環境だ。
 そしてバラエティに富んだ「食」もまた、マイアミの魅力の一つ。場所柄多くの人種が住んでおり、それはレストランのメニューを見ても一目瞭然。タコスなどの中南米のものからチャイニーズはもちろんのこと、ソフトシェルクラブやストーンクラブなど、名物のシーフードも数多い。
 様々な言葉と肌の色、それぞれの食文化、そしてマリン文化が融合するリゾート都市 マイアミ。この地で人々が育ててきた独特のボーティングスタイルは、日本にいては想像すら出来ないほどの刺激に溢れている。誰もが夢見る憧れの世界。次の休暇は是非マイアミを訪れて、その夢の世界に触れてみてはいかがだろうか。

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text: Takayuki Kijima
photo: Makoto Yamada
special thanks: Delta Air Lines
         www.delta.com
Hertz Rent-a-Car
        www.hertz.com
[OceanStyle Perfect BOAT 2012年5月号掲載/※データは掲載時のものです]