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04_MG_3568 10月初めのフロリダ半島西海岸、フォートマイヤーズ近くのSanibel Harbour Marriott Resort & Spaで、「REGAL BOAT」のインターナショナル・ディストリビューターとジャーナリストを招いてのカンファレンスが開かれた。2010年以来2年ぶりとなるこのカンファレンスには、REGAL BOATの2013年モデルが勢揃い。REGALスタッフの家族的なもてなしのなか、期待のニューモデルの試乗が行われた。

 「何者にも似ていないオリジナリティ」。REGAL BOATのフラッグシップ「52 Sport Coupe」を一目見たとき、一瞬にして頭を駆け巡ったのがこの言葉だ。スポーツクーペといえば曲線的で優美なラインを描くビルダーが多いなか、「52 Sport Coupe」はまるでナイフで切ったような直線のラインで独自のデザインを完結。鋭利な刃物にも似た前衛的な力強さで、強烈な個性を表現している。

03_MG_2766 Sanibel Harbourのポンツーンに繋がれた「52 Sport Coupe」、コックピットをアフトデッキとサロンに隔てるスライドドアに目が惹き付けられる。光るステンレスの窓枠に、真っ黒なスモークドグラス。既存モデルである「52 Sport Coupe」だが、このドア1枚で全く別のボートというほどの印象の違いを感じさせる。そして、油圧で上がるトランサムハッチの奥には、インフレータブルのテンダーボート。このギミック感が、アヴァンギャルドなフォルムにぴったりで実に素晴らしい。
 スモークドグラスのドアを開ければ、「52 Sport Coupe」はスポーツクーペ本来の広大なコックピットを体現する。ブラウンのツートーンカラーでまとめられた質感の高いソファに、イタリアのスポーツカーを思わせるヘルムステーション。太陽の下でのオープンエアはもちろん、日が落ちてからのナイトライフもいっそう楽しそうな、官能的とも言えるほどのインテリアだ。
10_MG_2465 ダウンデッキのキャビンは、見たことのない明るいカラーのフロア材が目を惹く。バンブーの突板(つきいた)にラバーを貼り合わせた新しい素材で、見た目はもちろん、エコロジカルな観点でも優れているとのこと。これがREGAL BOATの「リーガル」なところなのだ。
 世界各国から集まったディーラーやジャーナリストを満載して、「52 Sport Coupe」がポンツーンを離れる。個性的なフォルムとは一転、あくまでも静かでスムーズな……。(続きは雑誌で)


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Coupe」の印象をガラリと変えた、スモークドグラスの大型スライドドア。その存在感はドアのない元の姿が想像できないほどだが、ドアをフルオープンすればエクスプレス艇そのものの開放感となる。油圧開閉式のトランサムハッチ下にはテンダーボート。52フィートにしてテンダーボート装備というのも十分にトピックだ。ミッドにビームいっぱいのゆったりとしたオーナーズルーム、バウにVIPルームの2ステートルーム。キャビンのフロアは新しいバンブー素材で、明るく乾いた印象が良い。

REGAL 52 Sport Coupe
全長 16.15 m
全幅 4.67 m
重量 15,604 kg
燃料タンク 1,703 L
清水タンク 473 L
エンジン 2× VOLVO D6 Diesel IPS600
最高出力 2× 435 hp
■問い合わせ先
グレートワークス株式会社
東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルタワー12F
TEL: 03-3580-7200
E-mail info@great-works.com
http://www.great-works.com

REGAL 52SC / VOLVO IPS “DPS” – Impression




text: Shoichi Usami
photo: H Usami
OceanStyle Perfect BOAT 2013年1月号掲載/※データは掲載時のものです]