英国の誇り、名門「フェアライン」。優美なフォルムを身にまとい、ラグジュアリーなインテリアが優越のひとときをもたらす「SQUADRON」シリーズ。その魅力は英国だけにとどまらず、世界中のセレブを魅了し続けている。そして、そのフェアライン伝統の優雅で気品あるイメージとは一線を画す「TARGA」シリーズ。英国の海とは違う、地中海の乾いた空気と強い日差し、真っ青な空とコバルトブルーの海を想像させる陽気さや解放感にあふれる「TARGA」。日本初クルーズの「タルガ 58GT」。英国に続き、日本のクルージングスタイルをも変えるほどのインパクトで登場だ。
1906年から1977年にかけて地中海に浮かぶ島シチリアで開催されていた公道自動車レース「タルガ・フローリオ(Targa Florio)」が、「タルガ」の由来。Targaとは、イタリア語で「楯」。つまりタルガ・フローリオとは、大会後援者のフローリオ家から優勝者に贈られた「フローリオ楯」のことなのである。
そして「GT」とは、19世紀のイギリスで貴族階級の子女が修学の目的で欧州を旅した「Grand Tour」のこと。その時に使われた馬車が長期旅行に適した足回りの良いものであったことから、出力の大きなエンジンを搭載し、快適なキャビンとラケッジスペースを備えた長距離ドライブに適した車を指す、イタリア語の「グラン・トゥーリズモ(Gran Turismo)」「GT」という称号が生まれた。
つまり「タルガ 58GT」とは、ハードトップでありながらオープンエアを楽しめるセミ・コンバーチブル・スタイルの、スポーツカーのように優れたスピードと動力性能を持ちながら快適なキャビン空間を有するグラン・トゥーリズモ的ボートなのだ。
大型のトランサムステップから、左右対称に作られたアプローチを上がり、リアドアを開ける。アフトデッキから続く、開放的なサロンが迎え入れてくれる。大型のフロント&サイドウィンドウは明るく、サンルーフを解放すれば、屋外のテラスにいるような開放感が味わえる。さらにサイドウィンドウを開きサロンに潮風を招き入れると、さながら地中海のシーサイドにあるオープンテラスのラウンジにいるような気分だ……。(続きは雑誌で)
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リアドアは最大限に解放され、アフトデッキとの境目が無くなる。天井は大胆なスカイライト。ラウンジソファーもサロンの一部となりパーティースペースが広がる。アフトギャレーがウェットバーとして活躍する。ハードトップを開放する巨大なサンルーフは今やスタンダード。だが、これだけ大きなサイドウィンドウ全体がオープンする未体験の解放感はタルガ 58GTだけの特権。大型のサイドウィンドウ、スカイライトハッチ、トップライトが今までにない明るさと開放感を実現した。船内特有の暗さや閉塞感は無い。シンプルでシャープなエッジの効いたインテリアデザインは、デザイナーズホテルのような佇まいでオーナーやゲストを迎え入れる。
![]() FAIRLINE Targa 58GT 全長 18.07 m 全幅 5.03 m 喫水 1.31 m 重量 24.61 ton 燃料タンク 2,558 L 清水タンク 718 L エンジン 2× Volvo Penta D13-900 EVC 最高出力 2× 900 mhp スピード Max 32 knots |
![]() ■問い合わせ先 シティマリーナヴェラシス 神奈川県横須賀市西浦賀4-11-5 TEL: 046-841-2138 http://www.velasis.com |
FAIRLINE Targa 58GT(フェアライン タルガ 58GT) – Impression