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世界中の富がモナコに集まる4日間
今年の注目は、S.スピルバーグの86m!!

9月、地中海の陽光に輝くモナコ。5月のF1グランプリで本格化したモナコのサマーシーズンは、世界で最も華やかなスーパーヨットショーでフィナーレを迎える。今年で21回目を数えた「モナコ・ヨットショー」。エリキュールの港は出展された130隻近くのスーパーヨット、メガヨット、テンダーに埋め尽くされ、さらに港外にも数多くのプライベートヨットが錨を下ろす。公式発表による入場者数、約30,000人。好景気に沸いた2008年と同数の観客を集め、2011年シーズンのヨーロッパを締めくくる最も煌びやかなヨットショーとなった。

manocao_201201_01 毎年9月に私はモナコ・ヨットショーに行くようにしている。このヨットショーは間違いなく世界最大のメガヨットのショーで、2011年も期待を裏切らない内容だった。9月21日から24日まで、この国際的に有名なショーは40mから90m(132-296ft)までのメガヨット100隻以上を展示、そのうち40隻は世界初公開だ。それ以外にも最低でも100隻が港の外に投錨し、中には150m、約500フィートのものまで係留しているのだ! 開催者によると、今年のショーはこれまでの21年の歴史の中でも一番成功したらしく、世界中の50%の大型ヨットが集結したという。

 私は一年のほとんどをフロリダ州フォートローダーデールで過ごしているが、フォートローダーデール・ボートショーが世界最大なのに対して、モナコ・ヨットショーは世界で一番重要なショーだと思う。展示されているものはどれも40m以上のヨットばかり。勿論、メガヨットサイズ以下の25m~39m(80-130ft)のものも展示されてはいるが、80フィート以下のものは大抵、大型ヨットのテンダーとして扱われているのが事実! これぞ本格的メガヨットのショーなのだ。なかには、左舷に65フィートのサンシーカープレデター、右舷に61フィートのガーリントン・ランドウィアーのフィッシャーマンをテンダーとして搭載していたものまで展示されていたと言えば、そのスケールの大きさがお分かり頂けるであろう。

manocao_201201_22 そしてモナコには、美しく壮大な船以外にも、美しいポートヘラクレス、スーパーカー、美しい人々に素晴らしいナイトライフがある。有名なカジノ、モンテカルロ・カジノの周辺では、その煌びやかな世界を垣間見ることもできる。幸運にも私は、モナコのアルバート王子がドックを歩きながらこの素晴らしいショーを楽しんでいる姿をも見ることができた。

 キャプテン仲間が舵を取る85mの「Cakewalk」や、素晴らしく美しいヒーセン製の「Satori」に「Big Fish」など、これまでにメガチョイスで紹介したヨットも何隻かここに展示されていた。
 他にも、世界デビューとなるスピルバーグの86mのオセアンコ製のヨット「Seven Seas」が展示されていたので覗いてみると、なんとイギリス人の旧友が乗っているではないか。しかも、このヨットのキャプテンを務めていると……。(続きは雑誌で)

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text: Captain Nigel Beatty
photo: Monaco Yacht Show, Nigel Beatty
special thanks: Monaco Yacht Show S.A.M.
http://www.monacoyachtshow.com
[OceanStyle Perfect BOAT 2012年1月号掲載/※データは掲載時のものです]